暫定リストとはどんなもの?

暫定リストとはどんなもの?

世界遺産は移動が不可能ないわゆる不動産です。

不動産は、土地だったり建物だったりするわけですが、
気になるのはその境界線です。

どこまでが世界遺産で、
どこまでが世界遺産ではないのか…。

日本も47都道府県に別れており、
そしてそこからまた更に各市町村にも別れますよね。

日本という土地をそれぞれ分けている
境界線が存在しているわけです。

そのような境界線が、
世界遺産にも設定されているのです。

実際に、このような登録範囲が決まっていなければ、
いろいろな決まりを作るときに不便ですよね。

世界遺産の環境が悪化するのを恐れて、
立ち入りを制限したり禁止したりしている
世界遺産もあります。

そのような立ち入り禁止区域を設ける際には、
このような世界遺産の登録範囲は
非常に必要不可欠なものとなってくるでしょう。

世界遺産の登録範囲は、
広義に分けると2つに分けられることができます。

ひとつは核心地域

これは、建造物であれば実際に世界遺産と
なるものが存在する地域です。

文化遺産、自然遺産が直接対象と
なるものがある地域ですね。

これに対して、その核心地域を保護したり
するために設けられる地域のことを緩衝地帯といいます。

緩衝地帯は、実質では世界遺産には
含まれない地域になります。

緩衝地帯は、実際のところ世界遺産には含まれませんが、
世界遺産と勘違いされやすいのが現状です。

ですので、近年では、世界遺産そのもののことを
資産』と呼んで、その区別を明確にしています。