世界遺産の非公式の分類とは

世界遺産の非公式の分類とは

世界遺産の公式の分類は、
文化遺産、自然遺産、複合遺産の3つでした。

ところが、実は非公式の分類というものもあるのです。

非公式の分類とは、どういうことかというと、
実際に世界遺産を正式に分類する際には
使用されませんが、俗称のような形で
呼ばれる世界遺産の分類もあるのです。

そのひとつが、『負の世界遺産』と
呼ばれるものです。何方かと言えば、
少しイメージの暗いような出来事が背景に
あるような世界遺産のことを、
俗称のような呼び方で『負の遺産』とも
呼ばれています。

暗い背景、とは戦争や平和、
人種差別などといった争いごとが
起こってしまうような社会的な問題に
関連する遺産の場合、
そのような呼び方でも呼ばれることがあります。

実際にどのようなものが負の世界遺産かというと、
日本では原爆ドームが当てはまります。

それからドイツにある、
第二次世界大戦中に使用された、
人種差別的な政策に使用された
アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所、
南アフリカ共和国にある、
ハンセン病患者や犯罪人の強制収容所
となっていた『監獄島』との呼び名もある
ロベン島などがあります。

この中でも、
アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所は、
今後このような人種差別が起こらないように、
と願って世界遺産に登録されたものではあったが、
金輪際このようなテイストの世界遺産の
登録はしないような決まりになったそうです。

それから、世界遺産として審議の結果に、
登録から外れてしまった遺産を『裏世界遺産』とも呼ばれたりするようです。